郷土玩具から始まる2021年 ー新年あけましておめでとうございます!
新年あけましておめでとうございます!
2021年新年のご挨拶、少し遅くなりましが、今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
昨年2020年は全世界、全人類にとって、本当に厳しい一年となり、日本に於いては東京オリンピックの延期、それに伴う様々なイベントの中止、海外との往来もなくなりインバウンド景気も途絶えるという、えげつない一年となりました。
当方も当然、その影響がないわけではなく、なんとか耐え凌いでいるような状況ではございますが、皆様もとにかくこの状況、なんとか乗り越えましょうね...
新年早々、大阪も緊急事態宣言発令で街も静かで、仕事の行き帰りで駅は混雑していても、遊びに行かないんだからしょうがない。。
古本屋で油を売っている人なんて、いませんよ。
特に弊店のような弱小古本屋にお客なんぞ来る気配も無く、こうなったらもう、通販に頼るしかないか!と思いますが、日本全国大不況中ということもあり、通販も伸び悩む今日この頃。
と嘆いてばかりではおられませんので、昨年末頃より秘かに準備しておりました古書象々の新しい試み...それは、、
かねてより古書象々でお取り扱いしております郷土玩具のオンラインストアをオープンいたしました!
その名も『象々の郷土玩具』と申しまして、ぜひ皆様ご贔屓頂けると幸いです。
サイトをご覧頂ければ良いかとは思いますが、ここで少しオンラインストア『象々の郷土玩具』についてご紹介させて頂けたらと思います。
【オンラインストア『象々の郷土玩具』とは】
大阪の古書店『古書象々』が選んだ玩具の特選品を販売するオンラインストアです。
日本の郷土玩具や世界の民芸、戦前の玩具や昭和レトロのおもちゃまで...
廃絶した郷土玩具や作家もの、レアもの、珍品盛りだくさんご用意いたしております。
お取り扱い品は、全て中古品となります。
戦前の古いものもあれば、昭和、平成に制作されてきたものもございます。
例えばこんな郷土玩具。
大阪を代表する郷土玩具、住吉人形の千疋猿です。
大阪・堺湊焼の窯元・津塩吉右衛門が特注で制作した一品です。
手捻りの猿が51匹重なり合った群像作品。
正直、そうそうあるものではございません。
次に、
神戸人形の『西瓜喰い』。
明治時代、外国人に向けの土産物として神戸で作り始めたからくり人形です。
こちらも貴重な作品です。
ちなみに、神戸人形の『酒呑み』という作品もございます。
こちらもユニークな作品です。
次に、
昭和に廃絶してしまった福島県いわき市の郷土玩具、久ノ浜張子の『熊乗り金太郎』です。
日本の郷土玩具は現在、後継者などの問題により、廃絶の一途を辿っていると言っても過言ではございません。
継承されている郷土玩具であっても、職人さんは一人か二人、、風前の灯火のような状態。
プラスティックなどの量産品に時代が変わってしまってからは、自然素材の土や木、和紙を使った玩具はどんどん廃れて行ってしまっています。
とても残念なことですが、時代の流れには逆らわれないのでしょうかね...
ですので、今残っている廃絶してしまった郷土玩具や戦前の人形などは、末永く大事にしていきたいものです。
今回ここでご紹介させて頂いた郷土玩具は、特別な大作や希少なものですので、少しお高いものになってしまいますが、オンラインストアでは1,000円〜のお買い求めやすい商品も沢山ございますし、今後もそういう素敵な作品をたくさんアップ予定ですので、ぜひ頻繁にチェック頂けたら幸いです。
郷土玩具を多くの方に知ってもらい、たくさん興味を持って頂けたらと存じます。
また、古書象々では郷土玩具の買取もおこなっております。
もちろん、古本屋ですので古本の買取も大募集中です。
お問い合わせは、フリーダイヤル 0120-313-002までお電話下さい。
メールでのお問い合わせも承ります。
古書象々ホームページお問い合わせフォームより、ご相談内容をご記入の上、送信願います。
皆様のご依頼を心よりお待ちしております!
長々となりましたが、今回もスタッフZがお届けいたしました。
拙文お読みいただき、ありがとうございました!
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。