「ミッドナイト・イン・パリ」と「エルテのアールデコ」
こんにちは、スタッフZです。
年始から、天気は荒れ模様で雨続き。
今日は久しぶりの晴れやかなお天気も、放射冷却っていうんでしょうか(?)一層寒さが増しております。
今日からまた4日間、お店の営業が始まり、気合いを入れてお客様をお待ちいたしておりますが、当然いつものごとく.....値段付けとネット作業に勤しんでおります。
さて先日、DVDで遅ればせながら、ウッディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」を見ました。
昔から、比較的ウッディ・アレン好きでしたので、70年代〜80年代の作品は割とほぼ見ているのですが、90年代頃からあまり見てなかったような...
なんでだろう、多分ミア・ファローとお別れした後、ゴシップやら何やらで、知らず知らず敬遠していたのかも知れません。笑
さて、本題。
結論から言いますと、「ミッドナイト・イン・パリ」最高でした。
ウッディ・アレンの全作品の中で、最も興行成績が良かった作品だとか...うなづけます。
主人公(ウッディ・アレンのキャラを投影したオーウェン・ウィルソン)が1920年代の憧れのパリへタイムスリップ。
男前のヘミングウェイとか、優しそうなフィッツジェラルドとか、神経質そうなピカソとか、あと、キャシー・ベイツがガートルード・スタイン役で笑えました。
もっと早く見ればよかったと後悔。
そして、わたしの一番好きなシーンは、何よりもベルエポックのムーランルージュ。
もう、まさにロートレックの作品の中に迷い込んだような。
書き尽くせないほど、色々語りたいのですが、今日はこのぐらいにして、本のご紹介。
エルテ「Erte at ninety the complete graphics」
https://www.kosho-zou-zou.net/bookshelf/design/erte-atninetythe-completegraphics
本書は、アールデコのデザイナーとして、パリを拠点に活躍したエルテ Erte(1892-1990)の作品集です。
1920年代、世界の芸術の中心地であったパリで、当時の「ハーパースバザー」や「コスモポリタン」「ヴォーグ」などの最先端ファッション誌のカバーグラフィックスを担当し、多数の衣装デザインなども手がけたエルテ。
当時の女性たちを魅了したであろう、素晴らしいグラフィックス208点をフルカラーで収録しています。
まさに、「ミッドナイト・イン・パリ」に出てくる1920年代の狂騒の時代に活躍したエルテ。
時代を経ても我々を魅了する素晴らしいイラストレーションは、圧巻です。
ホームページにアップいたしましたので、ぜひご覧下さい。
https://www.kosho-zou-zou.net/bookshelf/design/erte-atninetythe-completegraphics
こうして見事「ミッドナイト・イン・パリ」にはまってしまった、わたくしスタッフZは、お店でサントラ聞きながら、1920年代パリに思いを馳せております。
ぜひ、お店にもご来店下さいませ〜。